ささやかな日々 ーある無職のぼやきー

無職だから見えるモノ、無職だから感じるコトをつづっていきます。

家族が増えた

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社会やコミュニティにおいて、常に端っこに位置している無職。
しかし、それでも世界はまわっています。

当然のことながら
家族みんなの生活があり、人生がありますよね。

遠回しにすみません、そこで本記事のタイトルに戻るわけです。

家族ができました。

 

いえ、子供ができたわけではありません。
そういうのは、まったく、ていうか無職の日々に
そんな余裕があるわけじゃなく、そもそも
無職になる以前にそうしたパワーがモゴモゴ……。

 

はい、話がそれましたね、すみません。

兄弟が、結婚することになりました。
おめでたい話にちがいないですね。
もちろん、全力でお祝いするわけです。

本当は、本当は、あの、すみません、本当にこういうのがアレだと思うんですけど
「ご祝儀やべーなー」みたいなことがよぎったのも事実で、はい、ごめんなさい。

 

さて、そこで当然、顔合わせがあるわけですよね。

辛い……。

これには、親も同情していました。
「お前がこんな時に、ごめんね」と。
いやいや、それを言われたらもう。
「むしろ恥ずかしいのはそっちですよね、すみません……」と。

空気を察したというか、事前に共有があったんでしょうけど
就活の状況や仕事の話に触れることなく、
ご挨拶の場は淡々と進んでいきました。

あれですね、家族はみんな大人になったんですが
仕事の話しなくても意外と持つものなんですね。
思い出話とか、子供の話とか、結婚する当事者たちの話なんかで
一応、傷をえぐられることなく済みました。

なんていうか、申し訳ないですよね、こういう1シーン1シーンのすべてで。
みんな気を遣ってるんだろうなあ、という空気感。
祝福のコミュニケーションに全力を尽くしても
「お前、無職なのにムリすんなよ」
と言われてしまうと強制終了みたいな。
そんな綱渡りの表現て、妙なスリルがありますよ。
……何を言ってるんですかね、僕は。

そうそう。お嫁さんはとっても良いお嬢さんで良かったです。
例え僕が無職であろうと、二人の幸せには
何の影響もないでしょう。お幸せに。

 

さてさて、無事に顔合わせが済んだとはいえ、
翌日に謎の筋肉痛や倦怠感がありました。
首こりというか、肩こりというか。

よく「肩身が狭い」ていうじゃないですか。
言葉そのまま、無意識にちょっと肩をすぼめて
キュッとしてたんじゃないですかね。
あはは。