安全運転で何が悪い
ネガティブな無職の日々。
しかし、この先の小さな選択が
これからの人生を大きく左右するかもしれません。
多少、オーバーですが
ある意味ではターニングポイントでもあるわけです。
みなさんは、迷った時の判断基準を持っていますか。
「迷った時はワクワクする方を選べ」という人もいます。
Yahoo!の経営トップは
「迷った時はワイルドな方を選べ」と言ったらしいですね。
これらはある意味で当然。
なぜならリスクが大きいと興奮するから、
言わば勝手にワクワクするわけで。
こちらに書いてあるのを要約してみましょう。
不安、恐怖、緊張といったストレスや
危険を察知すると「ノルアドレナリン」という
ホルモンが分泌される。ノルアドレナリンの働きは、
・脳の覚醒
・心拍数や血圧の上昇
・血液が体中を巡り、瞳孔が拡大
・注意力、判断力、集中力が高まる
→つまり、心身が一気に戦闘モードへ突入する。
ノルアドレナリンが適度に分泌されている時、人はほどよい緊張感の中で、やる気や集中力が高まる。ストレスに対する耐性も強くなり、リーダーシップを発揮しやすくなる。
そりゃ成功しますわいな。
「ワクワクする方」「ワイルドな方」に行けというのは
納得できます。
ほんじゃま僕も、ワクワクする方いくべー
と一瞬は思ったんですが
どうもしっくりきません。
なぜなら、妻子持ちでキャリアもスキルもコミュ力もなく
転職先が見つからない状況で
ワクワクする方=リスクが高い方を選ぶには
お金も実力も自信も度胸も情報も戦略もコネも何もかも
足りなさすぎるからです。
ワクワクする方に行けというのは、
アドバイスというよりはむしろ
「危険な方に行け(そして失敗しろ、メシウマ)」と
そそのかされているような気がしてなりません。
まあ、このあたりは無職の過剰な被害妄想でもありますが……。
いや、たしかにですね、ギリギリに追い込まれた方が
力を発揮したりチャンスをつかめたりということもあるので、
全否定はしません。
ただ、僕はおそらくそういうタイプではなく、
また全人類がそういうタイプだとも思わないので
注意が必要だと感じたわけです。
無職という自己肯定力が皆無に等しいので
いろんな人の言葉に影響を受けてしまいそう。
「迷った時は、ワクワクする方を選べ」
というのは、正確に言うと
「(お金とか実力とかいろんな面で余裕があって)
迷った時は、
(もし失敗しても何とかなりそうな選択肢の中で)
(ある程度、準備や情報をきちんと精査した上で)
(傷つく覚悟やその後の対応も万全に整えてから)
ワクワクする方を選べ」
というように省略されている、ある意味で当然ともいうべき
前提となる条件に気をつけねばいけません。