ささやかな日々 ーある無職のぼやきー

無職だから見えるモノ、無職だから感じるコトをつづっていきます。

安全運転で何が悪い

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ネガティブな無職の日々。
しかし、この先の小さな選択が
これからの人生を大きく左右するかもしれません。

 

多少、オーバーですが
ある意味ではターニングポイントでもあるわけです。

 

みなさんは、迷った時の判断基準を持っていますか。

 

「迷った時はワクワクする方を選べ」という人もいます。

sketch-life.com

 

ameblo.jp

 

books.google.co.jp

 

 

Yahoo!の経営トップは
「迷った時はワイルドな方を選べ」と言ったらしいですね。

diamond.jp



これらはある意味で当然。
なぜならリスクが大きいと興奮するから、
言わば勝手にワクワクするわけで。

 

www.ayumiclinic.com


こちらに書いてあるのを要約してみましょう。

 

不安、恐怖、緊張といったストレスや
危険を察知すると「ノルアドレナリン」という
ホルモンが分泌される。

ノルアドレナリンの働きは、
・脳の覚醒
・心拍数や血圧の上昇
・血液が体中を巡り、瞳孔が拡大
・注意力、判断力、集中力が高まる
→つまり、心身が一気に戦闘モードへ突入する。

 

ノルアドレナリンが適度に分泌されている時、人はほどよい緊張感の中で、やる気や集中力が高まる。ストレスに対する耐性も強くなり、リーダーシップを発揮しやすくなる。

 

そりゃ成功しますわいな。

「ワクワクする方」「ワイルドな方」に行けというのは
納得できます。

 

ほんじゃま僕も、ワクワクする方いくべー
と一瞬は思ったんですが
どうもしっくりきません。

 

なぜなら、妻子持ちでキャリアもスキルもコミュ力もなく

転職先が見つからない状況で

ワクワクする方=リスクが高い方を選ぶには

お金も実力も自信も度胸も情報も戦略もコネも何もかも

足りなさすぎるからです。

 

ワクワクする方に行けというのは、
アドバイスというよりはむしろ
「危険な方に行け(そして失敗しろ、メシウマ)」と
そそのかされているような気がしてなりません。

 

まあ、このあたりは無職の過剰な被害妄想でもありますが……。

 

いや、たしかにですね、ギリギリに追い込まれた方が
力を発揮したりチャンスをつかめたりということもあるので、
全否定はしません。

 

ただ、僕はおそらくそういうタイプではなく、
また全人類がそういうタイプだとも思わないので
注意が必要だと感じたわけです。

 

無職という自己肯定力が皆無に等しいので
いろんな人の言葉に影響を受けてしまいそう。

 

「迷った時は、ワクワクする方を選べ」

というのは、正確に言うと

「(お金とか実力とかいろんな面で余裕があって)
迷った時は、
(もし失敗しても何とかなりそうな選択肢の中で)
(ある程度、準備や情報をきちんと精査した上で)
(傷つく覚悟やその後の対応も万全に整えてから)
ワクワクする方を選べ」

 

というように省略されている、ある意味で当然ともいうべき

前提となる条件に気をつけねばいけません。