【僕が会社を辞めた理由(5)】ヒアリ問題に便乗したかった
無職の人は、基本的に
社会に対する貢献ができていません。
むしろ、失業保険やら何やらで
社会から助けてもらっている立場です。
労働力を提供するわけでもなく
消費活動で経済を潤すわけでもなく……。
まあ、中にはアルバイト的なことをしたり
精力的に活動をしている人もいるかもしれませんね。
無職の生活が続くとはいえ、
やはりこの社会で生きる以上は
何か社会貢献をしないと、と考えます。
折しも、当時は「ヒアリ問題」が話題になっていました。
主にアルカロイド系の毒[2][3]と強力な針を持つが[4]、人間が刺されても死ぬことはまれで、痛み・かゆみ等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の重い症状が出る場合もある[4]。命の危険があるのは、アレルギー症状の中でも特にアナフィラキシーショックが起きる場合で死亡することもある[4][5]。そのため殺人アリ[注釈 1]と呼ばれることもある[5]。
ほんとは駆除する係とか
全力で頑張りたいところですが、
そういうのは役所とか
プロフェッショナルな人じゃないとダメですもんね。
そこでですよ、無職ができることといえば
自らの身体を差し出すことぐらい。
つまり、いっそヒアリにでもかまれて
被害のサンプルとなれば、人類の保健衛生面で
何らかの貢献ができるんじゃないかと思ったんです。
まあ、安易っちゃ安易でさあな。
なぜなら、噛まれたら噛まれたで
ニュースになりますよね。
万が一、死亡事故になったりするじゃないですか。
そしたら
「無職のむぎちゃさんが……」
と報道されるわけですよ。
いや、それは困る!